フリーター・非正規雇用からどのようにして就職活動をしていくか。私の転職活動経験の中で資格取得やスキル等を例に紹介しようと思います。

私はフリーター時代、事務職の中でも専門性の高い分野で仕事をしたいと考え経理事務を目指しました。小売業界でアルバイトをしつつ、簿記の勉強とPCの基本スキルを学びました。

簿記は独学で3級を取得後、正社員として入った会社で2級の勉強を始めました。独学が難しい場合であれば、簿記学校などもお勧めですが金額も高いので市販で売っているDVD教材を代用するといいと思います。

ハローワークでPC教室に参加してみよう

PCスキルは事務職であれば必ず求められます。最低でも、word・excel・power pointは欠かせません。とはいえ、現在は家にPCがないという方も多くいらっしゃるでしょう。そこでお勧めしたいのが、近くのハローワークやしごとセンター等で行われているPC教室です。そこではテキスト代のみでOffice系のスキルを磨くことが可能です

 

授業後に仕事検索やキャリアカウンセラーとの相談も可能なので、それも一つの選択肢と考えてもいいでしょう。可能であれば、MOS検定を受験しておくとPCスキルの証明として履歴書に書き込むことが出来るので、フリーター時代に取得・勉強することをお勧めします。

フリーター・非正規雇用で働いている場合は、なるべくスキルアップできるように日々学ぶことが必要です。

経験がなくても若いうちに就職してしまおう!

正社員からの転職よりも、非正規雇用からの転職の方が新しい職種へ行く際にはどちらかというと有利な面もあります。

例えば、34歳以下の方の場合。ある程度の知識を学び資格があれば未経験でも正社員として雇ってもらえることもあります。私はハローワークで紹介して貰い内定を頂きました。もしくは、紹介予定派遣等の将来的に正社員として雇うといった制度もあります。

しかし、どちらにも言えることは自ら学ぶ姿勢が必要ということです。企業側も全てを新入社員に教えるほど余裕はありません。

目指す業界や職種によって求められるスキルは異なりますが、私の場合は事務経験ゼロで経理職希望だったため資格の証明が必要でした。

 

一般事務職を目指している方の場合は最低でもMOSを取得しておくと書類選考にも通りやすい傾向があると言われています。

ただ必ずしも資格やスキルが絶対に必要という訳ではありません。

30代以下であれば紹介予定派遣などで資格がなくとも仕事が決まる方もいます。ただ、その際には書類選考が厳しくなるので派遣会社の社員さんとのコミュニケーションが大切になってきます。

 

就職活動には周りの人にも理解を求めよう!

女性の場合なら結婚・出産など劇的なライフスタイルの変化もありますし、男性なら日々の業務が忙しく時間を作ることも難しいと思います。資格と言っても様々なものがありますし、未経験の職種への方向転換や昇進等で必要にかられて取得する方が多いのが現状です。私もそうでした。

 

ご家庭を持っている方、もしくは同居している方がいる場合、新しい職種転換や転職活動に理解を得ることが難しい場合もあると思います。私の場合は正社員を目指して欲しいという両親の意向と私自身のある程度専門的な職に就きたいという思いが合致したため協力を得られましたが、全ての方がそうではないと思います。

 

転職活動において周囲への説得は重要です。まずは現在の日本企業や業界がどうなっているのか、自分がどうしていきたいのかを説明することは不可欠でしょう。

折角、内定が決まっても交通費の上限が低いというだけで家族の反対に合い内定を辞退せざるをえなかったケースもあると聞いたこともあります。

 

例えば、派遣等に関して嫌なイメージを持っている人も多いと思います。しかし、社保険完備、e-ラーニング制度もある大手もあるので周囲の理解を得るためにも「どういった制度があるのか」というのも説明しておくといいと思います。

 

私は今でも派遣会社のe-ラーニングを使用しています。正社員として働いていても中小企業ではそこまで細やかな制度があるわけではありません。必要に応じて上手に様々な制度を利用すると今後のキャリア形成や仕事に役立つと思います。

 

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