私は当時派遣会社の外勤正社員として勤めていて、ある損害保険会社の営業事務職として派遣されました。その損害保険会社は支店長と課長、男性営業職の方3名、女性営業事務職の方3名の支店でした。
女性の営業事務職の方は2人正社員、1人派遣社員で、その1人の派遣社員の方が契約が切れてしまうので私が引継ぎの為、派遣されました。3人の営業事務の仕事内容はみんな違い、お互いの仕事は全部把握していなく代わりに行うことが出来ない状態でした。
引継ぎ期間は1か月で丁寧に教えて頂き、仕事の流れも分かりマニュアルも作っていただき安心して引継ぎを終えました。引継ぎ期間中の営業事務の3人の方は優しく接してくれ、分からないことはこちらが声をかける前に助けてくれるなど、とても親切でした。しかし、派遣社員だった方の契約が切れ3人態勢の営業事務になった途端に、正社員の2人の態度が一変したのです。
今までいた派遣社員の方は7年近くいたようで、仕事も出来、ムードメーカーな部分もあったので正社員の方たちは普通に接していたようです。3人態勢になった途端に今まで正社員の方がやっていた雑用も全て押し付けられるようになりました。
また、私は早く自分が使える人材になりたくて帰宅後や休日に損害保険の勉強もしていました。しかし、仕事中やはり分からないことが出てきます。一度自分で調べ考えそれでも分からないので、正社員の方に聞くと「そんなこと自分で考えなさい。」と教えてもらうことが出来ませんでした。
そして、自分で調べ、営業の男性に聞いたりして本社に提出したところ「不備がある」と返ってくると、「なんで聞かないの?勝手に仕事しないで。」と怒られることもありました。
さらに、私の仕事である書類を中々回してくれず残業をしているともう帰ろうと声をかけてくれました。しかし、期限がその日のものや明日などの急ぎのものがたくさんあったので私は遠慮して「先に上がってください。」と言ったところ、「じゃあ手伝うわ。」と無理矢理私のデスクから書類を取り作業を開始しました。
しかしすぐに聞こえてきたのは「何で私がこんな時間まで仕事しなきゃならないのよ。」という文句の言葉でした。それだけでなく、普段から、正社員の事務職の方同士で業務中の会話や給湯室での会話で私の悪口を言っていたのを聞こえていたのです。様々なことを男性の正社員の方はみんな見て見ぬフリでした。
頑張りすぎて精神的にきつくなる前に勇気を持って逃げ出そう!
結果、私は精神的に病んでしまい働ける状態ではなくなってしまったので、契約を更新しませんでした。
しかし、最初のうちに職場に相談できる人を見つけていれば少しは気持ちが楽になり頑張ることが出来たのではないかと思います。また、最初のうちは仕方ないけれど、仕事のスピードと正確さを身につけられるようになったら悪口や文句も言われることはないと思います。