社会人になり何年か経った頃、どうしても東京で仕事がしたいと思い転職サイトで職場を探しました。振り返ってみると、大学進学を考えていたときに東京に住みたいと思っていたことがありました。
結局私の希望した学部が東京にはなく、他の地域の大学に進学することになりましたが、同級生の半数は東京の大学への進学でしたので、少々羨ましい気持ちでした。
私の家族は昔から私のすることには全て反対をする性格ですので、上京を考えていることは言わず、東京への面接も黙って行きました。結果すぐに採用が決まりましたので、家族には事後報告です。当初はとても驚かれましたが、私が家族を驚かしたのはこれが初めてではありませんので折れてくれました。
東京には一生住むつもりはなく、せっかく上京するのですから家賃のために仕事はしたくないですし、なんでも揃っている場所で遊ばないわけにはいかないと、低価格で安心して暮らせるシェアハウスを探しました。幸い、素敵な住まいが勤務先から電車で15分のところにありましたので、見学だけ母についてきてもらいその場で契約書にサインをしました。
家電や家具はすべて揃っており、シングルルームにはテレビ付き、Wi-fiも使えます。シェアメイトの方達とも仲良くなれ、とても楽しい毎日を送ることができました。女性専用の家ですので家族も安心してくれました。
2年後には帰省したが、かけがえのない体験をした
2年間、東京で楽しく暮らしました。残念ながら、実家の都合で田舎への帰省が余儀なくされましたが、今でも東京の友人達とは会っていますし、連絡も頻繁にとっています。仕事も優しい先輩方に恵まれ、幸せな東京生活でした。
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