私がフリーター時代に苦労したのは書類作成でした。学校を卒業してからというものアルバイト歴しかなかったため、どのように作成したらいいのか、とても迷いました。
そこで今回は書類作成の方法について紹介しようと思います。ハローワークで求人を出している企業で提出を求められることが多いのは第二新卒までであれば自己紹介書、それ以外であれば職務経歴書です。
書き方や提出方法で重要になる三点
職務経歴
職務経歴はアルバイト時代、もしくは契約社員、派遣社員時代に何をしていたかという業務の羅列だけではなく、そこでどのように努力したか工夫をしたのかを一緒に記入することが重要です。
例えば、私が書店でアルバイトをしていた時の経験を元に記入したのは業務内容だけでなく朝早くに出勤し掃除をしながら出版社名を覚えたことや転職に辺り必要な資格取得のために家に帰って勉強をしていたことなどを書きました。
職務経歴は単に経歴を書く場所ではなく自己PRの一つと考えた方がいいかもしれません。自分ではたいしたことではないと思っていても企業側からしたら人柄が見えやすく採用に繋がるケースもあるようです。
会ってもいない人間を書類だけで判断するのは難しいことです。
そこで経験を通して学んだこと、改善意欲、できるようになったことを記載するだけで多くの情報を提供することが出来ます。
一つだけ注意点を挙げるとすれば、アルバイト時代に何をしていたのかはかなりの確率で問われます。ただアルバイトをしていただけではなく、資格取得のためや国家資格・公務員試験を受ける時間を作るためと記入している方は事務職転職の場合は有利なようです。自分の目指す職種や業界によってどのようなアプローチが必要なのかは、転職エージェント等と相談しながら作成すると良いかもしれません。
志望動機
もしかしたら志望動機が一番難しいかもしれません。私はそうでした。必ずと言って言いほど問われるのは以下です。
- なぜ、その職種なのか
- なぜ、この会社(業界)なのか
- 会社に貢献できることは何か
企業HPや求人内容をよく読むことは重要ですが、そこで自分がどう考えるかが一番重要になってくると思います。応募する企業の強みを書き連ねても意味はありません。その企業の強みを更に自分ならどう活かしていけるのか。もしくは、どのようにサポートしていくのかを記載する必要があります。
自分をそこまで大きく見せることはありませんが、形式としてこの3点を記載するのが一般的です。
まずはHPの情報や求人内容から気になった部分を書き出し、そこに自分の考えを載せていくことで作成は可能だと思います。
送付状
インターネットで検索すれば雛形が出てきます。それを参考にして、短い自己紹介とPRを記入して作成すると良いと思います。
(余談)作成に必要なもの
基本的に職務経歴書は履歴書と違いPCで作成することが原則となっています。IT系であればフォーマットが用意してあり、そこにタイピングするだけで良い場所もありますが多くの企業では印刷をして送付するか面接の際に手渡しをするのが一般的です。
私はPCで作成印刷して送付していました。
しかし、全ての家にPCがあるわけではないですし書類を作ることが出来ない人が多いのも事実です。
そこでお勧めしたいのがスマートフォンやタブレットなどで使えるアプリケーションです。PCがなくともスマートフォンを持っている方がほとんどだと思います。最近の就活生はOffice系アプリを使ってスマートフォンで職務経歴書やエントリーシートを作成しているようです。アンドロイド端末であれば最初からアプリケーションがインストールされている場合もあります。
自宅にコピー機がなくともコンビニエンスストアでwi-fiを使えば印刷可能です。工夫をすれば、いくらでも情報収集と書類作成は出来ます。
PCがないから、印刷機がないから就職活動に不利という訳ではありません。