私は現在、大学生です。アルバイトをしていますが、4社の派遣会社に登録をしています。私が派遣会社に登録している理由は何点かのメリットがあるからです。
まず、派遣会社には「日払い制度」や「週払い制度」がある場合が多いことです。学生は社会人の様に、毎月安定した収入を得る事が難しい為、月払いですと、まとまった支出がある月は次の給料日までお金が持たない事が多々あります。その様な場合には「日払い制度」や「週払い制度」があることによって、少ない稼ぎであっても急な支出などに対応出来ます。
また、いつまでに、どれ位のお金が必要かが明確化し易いので、働くモチベーションも自然と高くなります。また、私は平日は毎日学校へ行きます。昨年までは土日も学校がある日がありました。その為、「この日だけ働きたい」という日があります。普通のアルバイトではこの様な働き方は出来ませんが、派遣会社には「スポット」という、1日だけの仕事があります。たまたま空いている1日を有効活用できることもメリットです。
工場でのライン作業やチラシのサンプリングなどが多く、わたしはお菓子の検品やチラシの折り込みの様な力をあまり使わない仕事を選んでいました。また、大学生は春休みや夏休みが長いのですが、わたしの様に他県から出て一人暮らしをしている人は長期休みこそ地元へ帰るチャンスです。
長期休み中は学校へ行く必要が無いので1日働く事ができます。しかし、2ヶ月後にはまた地元を離れ、大学へ行かねばなりません。その2ヶ月間はまた派遣会社を通じて働く事ができました。私は有名チョコレートを販売する仕事をしました。学生とはいえ、派遣で働くということは扱い的には社員ということになります。その2ヶ月間は週5で出勤していたので、アルバイトとは違う責任感を持てました。
学生のうちに派遣で働いて社会を知るのは良いきっかけ
大学生という立場上、派遣は働くにはとても都合の良い働き方でした。スポットの仕事では普段あまり目を向けない仕事を知る事ができ、小さなこと(例えばお菓子の詰め合わせが皆同じ順番に綺麗に詰められていること等)に感謝できる様になりました。
短期で勤めたチョコレート店では、社員としての振る舞いを学び、翌年には催事店舗の店長を任せて頂きました。様々なメリットがあり、派遣会社を通じて派遣労働者として働いてきましたが、いつの間にか色々な職を知り、学んだ事が多くありました。社会に出る前に学んでおいて良かったと思えるものばかりです。
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