今日は非正規雇用時に差別と思ったことを書いていきたいと思います。
非正規社員はエレベーターを使ってはいけない? 正社員と非正規社員の差別のお話
を読んで僕も共感したんですよ。たくさんの契約社員や派遣社員の方が、差別と感じる
行動や待遇を受けているように、主に工場で僕が過去に受けたことを考えてみます。

作業着、帽子、ヘルメットの色が違う

これはよくありますね、体感では80パーセントぐらいの工場で
実施されているのではないでしょうか?
まず、なぜこのようなことをするのか考えみたのですが、
これは差別ではなく区別ですね。

工場の現場は常に人の入れ替わりが激しいです。
そんな中、全員が同じ格好をしていると指揮系統がめちゃくちゃになってしまいます。
例えば、自分の製作工程で不良品を出してしまった非正規社員の50代のスタッフに、
職制の20代の正社員が、改善のため注意することはよくありますが、
同じ服装だと50代のスタッフは相手が、自分より年下のため舐めてかかって来るかもしれません。
そこで、ホームセンターでよく売ってるビニールテープの出番です!
ヘルメットにビニールテープを一本ぐるりと貼ることによって、
ビニールテープヘルメットの彼は指揮権が発動します。
それぞれの立場が明確になりますよね。

軍隊でも階級によって腕章でわかりやすくしているように
工場という職場ではトップダウン方式で指揮系統がわかりやすい方が
確実にいいです。上の言うことは絶対です!
逆にいうと下の立場にいる非正規社員は発言権なんてないともいいとれますが、
実際非正規職で働いていると、そんな態度が肌で感じれますので
何か改善していこうなんて気持ちはなくなっていきます。
工場によっては指揮権者の言うこと以外やらなくてもいいよ
と言う現場もあります。

ただ、メリットもあって、同じ服装の人間が集まります。
お互い同じ立場だから、話が合いますよね!

会社の総会などに参加できない

これはある意味メリットですね。
会社の組合や期末総会などの時に非正規雇用のスタッフは
声もかからず、作業や掃除をしていることがよくありました。
実際にはそのようなイベントに行かなければならなくなったら
面倒臭くなってしまうかもしれませんが、
自分が非正規社員だから呼ばれなかったと思うと、
少し疎開感をうけました。

挨拶を返してくれない

なんか書いていて寂しくなってきたのですが、
これもよくあります。
もちろんこれはごく一部の、正社員の話ですが、
始業前や終業後に挨拶を返してくれない人は
一定数存在します。

これも肌で感じるのですが、一部の正社員の人は
非正規社員と絶対に関わりたくないと思っている人が
いると思います。

有給休暇が取れない

昔は有給休暇のことを深く知らず、
有給休暇が発生するととてもありがたがって
職場で使っていました。
ただ、有給休暇って雇用者の権利なんですよね!
それを知って、自分の取りたいときに休むことにした時期が
ありました。
もちろん1ヶ月前に申請するのですが、だいたい
長期連休にくっつける形で申請するので
正社員の人と被っちゃうんですよ。
現場の製造計画の関係で一日何人までしか休めないって
決まっている場合は、職場の空気で非正規社員が譲るのが
常識になっていた会社で僕は、譲らなかったんですよ。
結果、正社員の方々から無視されることになってしまいました。

まだまだあるのですが、書いていて寂しくなってきたので
終わります。
ただ、正社員側の立場になって考えても
すぐやめる(やめさせられる)非正規社員のと仲良くするメリットって
ないんですよね。
それなら、差別して優越感を味わいたいなーってのも理解できるので
この問題はまだまだ続きそうですね。

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