今非正規での雇用が年々増え続けており、結婚に対しても収入等の不安があってか、中々結婚に踏み切れないケースが非常に多くなって来ました。さらに最近では仕事にやりがいを見い出せず、専業主婦を望む女性の声が多くなって来たと言うデータもあります。12年の調査では、20代の女性がもっとも高く、34.6%と3人に1人が専業主婦になりたいと回答しています。

元々非正規雇用とは、
正社員で働く事を希望しない人達の事を示していました。しかし非正規雇用が増加している今、正社員で働きたいにも関わらず、仕方なく非正規雇用で働いてる人も非常に多いのが現状です。

現に派遣登録会社でも、
一般派遣に比べて、紹介予定派遣は正社員並みの競争倍率となっています。

これは派遣社員の例で見ていくと、先ず派遣社員のメリットとしては、通常では働けないような一流企業で働く事ができ、場合によってはその企業でそのまま直接雇用になるケースもあります。

これを恋愛に置き換えてみると、一流企業だったり、高収入の人と一緒に働く事が出来る為、そのような人達と恋愛に発展しそのまま結婚に至る場合もあります。

ただデメリットとしては、これは結婚とは直接関係はありませんが、その会社で永久的に働けるものではないので、契約が切れた時点でその会社では働けなくなります。
その為雇用の面において非常に不安定な状態となります。そして結婚に至っては、正社員に比べて収入が少ない場合も多く、結婚にかかる費用の捻出や、経済的な問題も考えられます。

さらにそこに世間体の目も出て来るかもしれません。元々日本は家族間での繋がりが強く、親に紹介するに際に、相手が正社員ではないと紹介しずらいと思う人もいるでしょう。ただこれは個人個人で違うので、世間体に捕らわれない考えの人達もいると思います。

一昔前までは結婚は家同士間で決めていたので、言い方を変えればよっぽどの問題がない限りは大体の人は皆結婚出来ていました。

それが今は自由恋愛の時代になり、結婚相手も自分自身で見つけないといけなくなりました。
その為結婚出来る人はできるが、出来ない人はずっとできないといった問題が起こって来てます。

自由に恋愛が出来て良い反面、今の現代は非常に結婚が出来にくい時代となりつつあります。その為、結論としては結婚出来る出来ないは最終的には個人個人の問題となってきます。

非正規雇用でもできる人は問題なく出来て、逆に正社員で働いていても出来ない人ずっと出来ない訳です。「そのうち良い人が現れるはず。」等と言った事は中々難しい事でしょう。

その為か、2000年代に入ってから婚活が大きく取り上げられるようにもなりました。この資本主義や自由経済の日本の中に置いて、収入に格差があるように、恋愛や結婚もまったく平等にはいかない時代となりました。なので婚活市場も今後さらに拡大していくのではと考えられます。

そんな中で、正規雇用と非正規雇用どちらの立場においても、まずは今自分自身の置かれている状況をしっくりと把握し、その上で結婚に対して向かっていくべきではないのでしょうか。




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