北海道に嫁いできて新しい職探しをしていました。そこで野菜の収穫という、北海道ならではの素晴らしいお仕事を発見しました。
今まで接客業でやってきた私。人間に疲れきってしまい、この仕事に魅力を感じた私は迷わず派遣会社に登録しました。すると収穫時期の前に仕事をしてみませんか?と提案され働いてみることに…「派遣だから」と見下す会社から温かく対応してくださる会社まで様々。1番酷かった派遣先での出来事を紹介します。
派遣社員を見下すような会社も存在するから気をつけよう
この日の派遣社員は計6名。8時集合して派遣先へ向かいました。仕事内容としては野菜の計量、袋詰めなどで重い箱を持ち上げたり体力も使う職場でした。
長年いらっしゃるおばちゃま方はクセが強く、初めてだから遅いという理由は通じない感じでした。頑固なおばちゃまは「そっちいけ」だのどなり散らして仕事しているようでした。
私たちは言われたことだけをせっせとこなしていきます。良かれと思ってやったことが裏目に出たりするので言われたことだけをします。数時間して空気が一変。70代くらいのおじさんが登場、混じって仕事を始めました。
この方も社員を怒鳴りながらやっている模様。先輩が耳打ちで教えてくれました。「このじいさん、派遣に厳しいのよ。てきぱきやらないと帰されるよ。この前は10代の女の子怒鳴り散らして帰らせたんだよ。」と。
私はなんて職場に来てしまったんだ…早く帰りたい気持ちでいっぱいでした。昼食は外でささっと済ませ残り時間ラストスパート。すると途中から若者集団が入ってきました。入れ代わるように15時になると社員さんは帰っていきます。
私達はどうなるのか目配せしていると「まだまだ仕事してもらうよ~派遣でしょ?」「派遣のくせに早く帰れると思うなよ~」と新しい集団のリーダーみたいなおばちゃまの発言。
「先月は派遣何人きた」「派遣何人帰してやった」とかうんざりな話を聞かされました。人を見下したような発言にははらわたが煮えくり返りそうでした。とはいっても相手は雇い主みたいなもの、ニコニコして我慢するしかありませんでした。
「残業はありませんから」と聞いて行ったのに、いつ終わるのか…途方もなく仕事を続け、残業すること3時間。あの職場には二度と行きたくないです。
派遣先での対応は基本笑顔で答えるのが良い結果になりやすい
この派遣先の職場の対応から、今まで派遣社員がなにか失礼をしたのではないか?と感じました。派遣会社はある意味連帯責任で働いています。
イメージが悪くなれば今後派遣される社員がなにか可哀想な目にあうかもしれません。派遣だからバイト感覚でやっているのではなく、責任を持って仕事をすべきだと思います。
そうすれば今後自分が呼ばれるかもしれないし、派遣先の印象も変わるかもしれません。様々な会社がありますがまずは笑顔で挨拶するとスムーズに進むと思います。