正社員として転職する場合、前職でのスキルや経験、退職の仕方などで採用条件が決まってくると思います。もちろん派遣社員として働く場合も、スキルがある程度あった方が採用されやすいのは事実ですが、全くの未経験でも最低条件(たとえば勤務体系など)を満たしていれば採用していただけるケースもあります。
正社員として働く場合は、自分で自分自身を売り込む必要がありますが、派遣の場合ですと、間に派遣会社が入ってくれますのでこちらの条件や過去の職務履歴を伝えるだけで、代わりに面接の段取りまでしていただけます。
また、自ら就業条件を伝えるのはなかなか心苦しいものですが、派遣会社が間にはいってくれますので、条件がある場合は提案していただけます。私も実際、派遣として転職した経験があるのですが、それまでパソコンはほとんど触ったことがなく、Excelも開いたことがないレベルだったのですが、IT企業に就職することができました。
そこで1からパソコンのスキルを教えて頂けたため、とても勉強になりましたし、スキルアップにもつながりました。IT企業は納期が迫っていたりすると正社員の方は残業を強いられたりしていましたが、派遣社員はほとんど定時であがることができましたので、時間的な拘束もありませんでした。
派遣社員だからといって福利厚生の面が不十分なわけではありませんので、有給ももちろんあり、会社的にも1ヶ月に1回は有給を取得して休んでもらっても良いという方針だったため、その点でもとても働きやすかったです。派遣社員だからといって区別されることもなく、どちらかというとほぼ正社員と変わらない仕事内容で、最終的な責任問題になるような作業(承認や決定)は正社員にしてもらうというような流れだったため、精神的にも楽に仕事ができ、なおかつ新しい仕事に挑戦できたためやりがいを感じていました。
全く未経験の職種に就職できるのは、派遣や非正規雇用の魅力だと思います。また私の場合大きい会社でしたので自分ひとりだけでなく、同じような立場の人が何人もいたため、仕事をする上で支えにもなりました。
スキルアップの為の派遣への転職を考えてもいいかも
全くパソコンを触れなかった私が、その会社で派遣として働いていろいろとノウハウを教えてもらったため今ではExcelを含むOffice製品、HTML、基本的なパソコンの設定等も扱えるようになりました。
そのおかげで派遣契約が満了し、次の職場に就職する際にとても有利になりましたし、自宅で仕事をする上でも大変役に立っています。
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