共働きで必死に働いてきた父母を見て育った私。親にこれ以上苦労させたくないと思い、正社員にずっとこだわり続けてきた自分が、自信を持って言えること。それは【バイトで貯金も時間も幸せも手に入る】ということ。
当時の自分は、バイト雇用は親に申し訳ない、人生の敗北を意味すると本気で思っていた。そんな考えでブラック企業に勤務し週5〜6勤務で残業有り、手取り16万前後の生活水準をキープ。参加したくもない飲み会に参加し、パワハラ上司からの仕打ちでストレスフル。
ストレス発散にほぼ毎日外食し、週4前後でタクシーに乗って移動していた。それでもなぜか正社員でいたかった。しかしある時、100年に一度と言われたリーマンショックが起き、リストラされた。特別な資格もない自分は、泣く泣くホビーショップの販売のバイトをする事にした。
正社員が人生の全てだった自分にとってはバイト雇用は惨めで仕方がなかった。時給930円で月の手取りは10万円ほどで社会保険もついていなかった。そんな中、日々働く中で一番に感動したのは、バイト雇用の責任の軽さである。正社員では責任のなすりつけあいで無実でも有罪にされる職場だった。
バイトは言われたことをやるだけでいいのだ。しかも週5前後勤務が当たり前だと洗脳されていたが、週3前後勤務にしてからは時間的余裕が出来、人混みがない平日に街を歩ける素晴らしさを体感した。
時間的余裕が出来ると精神的余裕につながり、今日は天気がいいなとか自然に目を向けられるようにもなった。もちろん手取りは月5万とかの時もあったが、スマホは格安SIM契約にしたりどんどん節約のスキルがあがり、正社員時代に何度も挫折した家計簿もつけられるようになった。
そしてそんなやりくり上手な私を認めてくれて今の彼氏と仲良く交際しています。もう二度と正社員にはならないと誓いました。
バイト生活で精神的にも余裕ができ、貯金もでき生活も充実した
貯金、時間、幸せを手に入れた。ボーナス無しのバイトで年間貯金額は最高45万円を達成、週3前後勤務で時間的・精神的にもゆとりある生活になり、結婚を意識する彼氏も出来た。二度と正社員にはならないと思った。
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